新幹線に乗る予定があるものの、「急な予定変更が入ってチケットを変更したい」「日付や時間をずらしたい」「そもそも変更できるのか分からない」という疑問を持つ人は多いでしょう。
特に、ネット購入や早割チケットの場合は、変更ルールが複雑に見え、間違えると手数料が高くなることもあります。
本記事では、「新幹線チケット 変更」というキーワードで検索するユーザーが最も知りたい 変更の可否/手数料/変更できる回数/変更できないケース/ネット予約サービスごとの違い を、わかりやすくまとめました。
初めての人でも迷わず手続きできるよう、「券売機」「窓口」「スマホアプリ」「ネット予約」それぞれの変更手順を丁寧に解説。
これを読めば、新幹線チケットの変更に関する不安はすべて解消できます。
この記事でわかること
- 新幹線チケットは変更できる?基本ルール
- 新幹線チケットの変更可能な条件
- 新幹線チケットを変更する方法(窓口・券売機・ネット・アプリ)
- 変更にかかる手数料
- 変更できないチケットの種類
- ネット予約サービス別の変更ルール
- 変更と払い戻しの違い
- よくある質問
- まとめ
新幹線チケットは変更できる?基本ルール
新幹線のきっぷは、基本的に 乗車前であれば1回まで無料で変更可能 です。
■基本ルール
- 変更は1回まで無料
- 同一経路・同一種類のきっぷであれば変更可能
- 座席の空き状況により希望の列車に変更
- 2回目以降は「払い戻し → 買い直し」扱い
ネット予約の場合はサービスによって変更回数や条件が変わります。
新幹線チケットの変更が可能な条件
変更が認められるためには、以下を満たす必要があります。
●変更可能な条件
- 有効期間内である
- 未使用の状態である(乗車前)
- 同一の区間である
- 席種(自由席・指定席・グリーン席など)が同じ
●変更時に注意すべきポイント
- 乗車後の変更は不可
- 自由席から指定席への変更は差額支払いで可能
- 割引きっぷは変更不可の場合がある(後述)
新幹線チケットを変更する方法

(1)駅の窓口(みどりの窓口)で変更する
最も確実なのが窓口。
手順
- チケットを持って窓口へ行く
- 日付・時間・席種を伝える
- 新しいチケットを発券
- 必要であれば差額支払い
■ メリット
- 不明点がすぐに相談できる
- 複雑な変更にも対応可能
■ デメリット
- 繁忙期は待ち時間が長くなる
(2)券売機(指定席券売機)で変更する
多くの駅の券売機で変更可能。
手順
- 券売機の「きっぷの変更」を選択
- チケットを投入
- 希望の列車を選択
- 差額があれば支払う
■ メリット
- 待ち時間が短い
- 24時間利用可能(駅による)
■ デメリット
- ライトな変更のみ対応
- 特殊なきっぷやネット予約チケットは変更不可の場合あり
(3)ネット予約サービスで変更する
ネット予約の場合、購入したサービスごとに変更方法が異なります。
代表的なサービス
- EX予約(JR東海・JR西日本)
- スマートEX
- えきねっと(JR東日本)
- e5489(JR西日本)
※後半で詳しく解説
(4)アプリで変更する(例:EXアプリ、えきねっとアプリなど)
スマホで手軽に変更可能。
手順
- アプリを開く
- 該当チケットを選択
- 「変更」ボタンをタップ
- 希望の列車に変更
- 差額があれば決済
■ メリット
- 切符を取り出す必要なし
- 直前まで変更可能
■ デメリット
- サービスごとにルールが違う
- 予約方法と変更方法が異なる場合がある
変更にかかる手数料
■基本は「変更1回無料」
- 指定席 → 別の指定席:無料
- 指定席 → グリーン車:差額のみ
- 指定席 → 自由席:返金なし
■変更2回目以降
- 手数料がかかる
- 「払い戻して新規購入」扱いになる
■割引チケットは注意
- 早特
- トクだ値
- こだま楽旅
などの割引商品は 変更不可 or 変更有料 が多い。
変更できない新幹線チケットの種類
以下のチケットは変更できません。
●変更不可の一例
- えきねっとトクだ値(変更不可)
- スーパー早特(変更不可)
- スマートEX「早特」商品
- 旅行会社の企画券
- 期限切れのきっぷ
- 使用開始後のきっぷ
割引運賃=柔軟性が低いという特徴があります。
ネット予約サービス別:変更ルールの違い
■EX予約(エクスプレス予約)
- 変更回数:何度でも無料
- 発車前まで変更可能
- 座席の選び直し可能
- 会員制(年会費あり)
ネット予約の中では最も柔軟。
■スマートEX
- 変更回数:発車前なら1回無料
- 2回目以降は払い戻し扱い
- 早特商品の変更不可あり
■えきねっと(JR東日本)
- 変更回数:1回無料(発車前まで)
- トクだ値系は「変更不可」
- 北海道・東北方面の利用者に人気
■e5489(JR西日本)
- 変更回数:1回無料
- 「スーパー早特」は変更不可
- 割引商品が多い分、変更条件も複雑
変更と払い戻しの違い
| 項目 | 変更 | 払い戻し |
|---|---|---|
| 手数料 | 1回無料 | 330円〜(時期により変動) |
| 回数 | 1回 | 制限なし(手数料発生) |
| 条件 | 同一経路・未使用 | 未使用で有効期限内 |
| 割引券 | 変更不可多い | 払い戻しは可(手数料大きい) |
よくある質問(FAQ)
Q. 発車後でも変更できますか?
→ 不可。払い戻しも不可になる場合が多いです。
Q. 自由席から指定席に変更できますか?
→ 可能。差額を支払うだけ。
Q. 指定席から自由席に変更した場合、差額は戻ってきますか?
→ 返金なしです。
Q. 団体券や旅行会社のチケットは変更できますか?
→ 多くのケースで 変更不可。購入元に問い合わせが必要です。
まとめ
新幹線チケットの変更は、基本的に 乗車前であれば1回まで無料。
ネット予約サービスを使っている場合は、サービスごとに変更ルールが大きく異なるため注意が必要です。
特に割引チケット(トクだ値・早特など)は 変更不可 となる場合が多く、買う前にルールを確認することが重要です。
この記事のポイント
- 新幹線チケットは未使用なら1回無料で変更可能
- 割引商品は変更不可が多い
- EX予約はもっとも柔軟で何回でも変更OK
- スマホアプリなら手軽に変更できる
- 2回目以降の変更は手数料・払い戻しが発生
変更ルールを正しく理解することで、急な予定変更があっても安心して新幹線を利用できます。