新幹線で0歳児と一緒に乗車する時、事前に知っておくと安心なポイントや、赤ちゃん向けの設備がいくつもあります。
この記事では、0歳児連れでの新幹線利用時に役立つ基本情報や便利なサービス・注意点を詳しくご紹介します。
目次
🚼 基本:0歳児の新幹線乗車料金
年齢 | 座席 | 料金 |
---|---|---|
0歳〜未就学児 | 保護者の膝の上 | 無料(乗車券・指定席ともに不要) |
座席を使う場合 | 指定席をとった場合 | **子ども料金(大人の半額)**が必要 |
0歳児が1人なら膝の上でOK(無料)です。
しかし、ベビーカーごと乗る・荷物が多い・長時間乗車の場合は座席の確保がおすすめです。
🚅 利用前に知っておくと便利なこと
1. 多目的室(授乳・休憩用)を使えることがある
- 車掌さんに声をかければ、多目的室(身体障がい者対応の個室)を授乳や赤ちゃんの休憩に使える場合があり
- 利用は譲り合い制(体の不自由な方が優先)
2. 多目的トイレにオムツ替え台あり
- ほとんどの新幹線で多目的トイレに「ベビーシート(おむつ交換台)」が設置されています。
- ベビーカーごと入れる広さがあり便利
3. ベビーカーはたたまず持ち込める(予約制エリアあり)
- 2020年以降、一部車両では「大型荷物スペースつき座席」を予約すれば、たたまずにベビーカーごと置ける(例:東海道・山陽新幹線のN700Sなど)

🧳 赤ちゃん連れにおすすめの座席・場所選び
選び方 | 理由 |
---|---|
多目的トイレ近くの車両(通常11号車など) | オムツ替えや授乳に便利 |
車両の最前列・最後列 | ベビーカーや荷物を置くスペースが広い |
自由席より指定席(できればグリーン車) | ゆとりがあり安心。泣いたときに移動しやすい |
窓際より通路側 | 赤ちゃんが泣いたときにすぐ移動しやすい |
🍼 持っていくと便利な持ち物
- オムツ・おしりふき・ビニール袋(ゴミ用)
- 授乳ケープ or 哺乳瓶・ミルクセット
- 着替え(万が一の漏れ・吐き戻し対策)
- 静かな音の出るおもちゃや絵本
- 抱っこ紐(車内で移動する際に便利)
- 除菌シート(座席やテーブルの消毒用)
🎧 赤ちゃんが泣いてしまったら…
- 焦らず、デッキ(車両と車両の間)や多目的室に一時避難
- 抱っこやミルク・おもちゃで気をそらす
- 泣き声に恐縮しすぎず、「お互いさま」の気持ちでOK
💡 その他のポイント
- 離乳食の持ち込みOK(駅弁屋・売店で赤ちゃん向け食品は売っていないことが多い)
- 駅で授乳室があるか事前チェック(主要駅にはあります)
- 大人が1人だけの場合は荷物や移動が大変なので、なるべく座席の位置を考慮して予約を。
✅ よくある質問(FAQ)
Q. 新幹線内で授乳できますか?
→ 多目的室や授乳ケープを使って座席で可能です。事前に車掌さんに相談するとスムーズです。
Q. ベビーカーは持ち込めますか?
→ はい。無料でそのまま持ち込めますが、車内ではたたむのが原則。専用スペース付き座席を予約すると快適です。
Q. 他のお客さんの迷惑にならないか心配…
→ 周囲に配慮すれば問題ありません。泣いたらデッキに移動する、謝意を見せるなどの最低限のマナーで十分です。
✨ まとめ
最後に新幹線に0歳児と乗る時についてまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
0歳児の料金 | 原則無料(座席を使わない場合) |
オムツ替え・授乳 | 多目的トイレ・多目的室で対応可 |
持ち物 | オムツ、授乳セット、着替え、静かなおもちゃなど |
座席の選び方 | 多目的トイレ近く、通路側、端の席が便利 |
ベビーカー | 持ち込みOK/大型荷物スペースつき座席が便利 |
赤ちゃんと乗車する時の参考にしてください。