「新幹線のトイレならアイコスを吸ってもバレない?」
「加熱式たばこは煙が少ないからOKなのでは?」
と考える人は多いですが、結論は アイコスをトイレで吸うのは完全にNG です。
この記事では、
- 新幹線でアイコスが吸える場所
- なぜトイレで吸ってはいけないか
- 罰則はあるのか
- においやセンサーの仕組み
- 代わりにどうすべきか
などを詳しく解説します。
結論:アイコスを新幹線のトイレで吸うのは絶対NG
新幹線のトイレでアイコス(加熱式たばこ)を吸う行為は
- 防犯カメラやセンサーで検知される可能性が高い
- 火災報知器が作動する可能性がある
- 乗務員が確認に来る
- ルール違反として注意・処分を受ける
などのリスクがあります。
なぜダメなのか?
- 加熱式たばこも「喫煙」に分類される
- 新幹線の車内・トイレは全面禁煙
- トイレ内には煙・蒸気を感知するセンサーあり
- においが残るため他の乗客から通報される
特に最近は トイレでの加熱式たばこの吸引が増えており、取り締まりが強化されています。
新幹線でアイコスを吸える場所は?
吸える場所は 喫煙ルームのみ です。
吸っていい場所
- 喫煙ルーム(東海道・山陽・九州新幹線の一部車両)
吸ってはいけない場所
- トイレ
- 座席(指定席・自由席どちらも)
- デッキ
- 車両連結部
- 多目的室
- 車いす対応スペース
たとえ「匂いが少ない」「煙じゃない」などの理由でも、
アイコスは“たばこ”であり、喫煙扱いとなります。
どの新幹線なら喫煙ルームが使える?【路線別】

喫煙ルームの有無は路線によって大きく異なります。
喫煙ルームがある新幹線(アイコス使用可)
- 東海道新幹線(のぞみ・ひかり・こだま)
- 山陽新幹線
- 九州新幹線(みずほ・さくら 等)
→ 各列車に 2〜3か所の喫煙ルーム が設置されています。
喫煙ルームが廃止されている新幹線(アイコスも不可)
- 東北新幹線
- 北陸新幹線
- 上越新幹線
- 北海道新幹線
上記では喫煙ルームが廃止されているため、
車内では一切吸えません。
なぜトイレでアイコスを吸うとバレるのか?
① 火災報知器・煙センサーが反応する
加熱式たばこの水蒸気や微細な煙でも反応する場合があります。
② 匂いが残る
アイコス特有の“焦げた甘い匂い”はトイレ内に残りやすく、
後から入った乗客がすぐ気づきます。
③ 乗務員が巡回している
異臭が報告されると速やかに確認に来ます。
④ 通路のカメラが確認用に使われる
入退室のタイミングのチェックが可能。
アイコスの匂いは残る?煙は少ないけど要注意
匂いは意外と残る
- 狭い空間(トイレ)は特に残りやすい
- 換気中でも完全には消えない
- 髪・服にも付着する
- 甘焦げのにおいは一般の乗客も敏感に気づく
アイコスの蒸気も感知されることがある
「煙じゃないから大丈夫でしょ?」と思いがちですが、火災報知器は“煙”だけでなく 空気中の粒子や蒸気 に反応するタイプもあります。
トイレで吸うとどうなる?罰金やペナルティ
ルール違反が明らかになった場合:
① 乗務員からの注意
状況によっては、座席移動や事情聴取があります。
② 最悪の場合、列車を遅延させる危険
火災報知器が作動すれば非常停止のリスクも。
→ 高額な損害賠償が発生する可能性もゼロではありません。
③ 他の乗客から苦情が入る
再三の注意で通報につながるケースもあります。
アイコスユーザーが快適に利用するための注意点
① 喫煙ルームのある路線を選ぶ
東海道・山陽・九州新幹線なら安心。
② 喫煙ルームの位置を事前に確認
公式サイトや車内図で確認可能。
③ 乗車前(ホームの喫煙所)で吸っておく
吸えない路線の場合は特に重要。
④ 無理に我慢しすぎない
長距離移動の場合は途中駅での乗換タイミングなども活用。
⑤ 匂い対策グッズを持つ
持ち運び用消臭スプレーが便利。
よくある質問(FAQ)
Q1. アイコスは「電子タバコ」だから吸っていいのでは?
→ いいえ。新幹線では 電子タバコ・加熱式たばこ・紙巻きたばこはすべて喫煙扱い です。
Q2. アイコスの匂いは残りますか?
→ トイレなど閉鎖空間でははっきり残ります。
Q3. トイレで吸ってもバレない?
→ バレます。匂い・センサー・乗務員確認などでほぼ確実に発覚。
Q4. 喫煙ルームに持ち込めるの?
→ 持ち込み可能。火を使わないので安全。
Q5. 禁煙の新幹線でどうしても吸いたい場合は?
→ 途中駅で降りて吸うしかありません。
まとめ アイコスは必ず喫煙ルームで吸おう
- 新幹線の トイレでアイコスを吸うのは完全にNG
- 匂い・センサー・巡回などでバレやすい
- 路線によっては喫煙ルーム自体が撤去されている
- 吸える新幹線は「東海道・山陽・九州新幹線」など
- 吸いたい場合は 喫煙ルーム or 途中駅の喫煙所 を利用するのがベスト
アイコスは煙が少ないとはいえ、公共交通機関では紙巻きたばこと同じ扱いです。
ルールを守って、周りの迷惑にならない利用を心がけましょう。