新幹線を利用するとき、「座席指定はどうやって取るの?」「どの座席を選べば快適なの?」と悩む人は非常に多いです。
特に初めて新幹線に乗る人や、混雑時期に移動する人にとって、座席指定の方法・注意点・おすすめ座席は必ず押さえておきたいポイントです。
本記事では、新幹線の座席指定の基本から、ネット予約のコツ、座席配置の違い、目的別のおすすめ席、人気座席を確実に取る方法まで、完全網羅で分かりやすく解説します。
また、東海道・山陽・東北・北陸など、路線ごとの座席の特徴も紹介し、あなたの旅・出張を快適にする情報をまとめています。
「希望の席が取れなかった…」という後悔を防ぐためにも、ぜひこの記事を参考にしてください。
新幹線の座席指定とは?わかりやすく基本を解説
新幹線の「座席指定」とは、指定席車両で特定の座席を予約することを指します。
メリットは以下の通りです。
- 乗車前に席が確保できる
- 窓側・通路側など希望の席を選べる
- 荷物置き場やコンセント位置を考慮できる
- 混雑時でも確実に座れる
なお、自由席は席が空いていなければ立つ可能性があるため、特に旅行シーズンは座席指定の利用を強くおすすめします。
新幹線の座席指定の方法(ネット・窓口・券売機)
座席指定は大きく3つの方法で行えます。
① ネットで予約(最もおすすめ)
主なサービス
- スマートEX
- エクスプレス予約(会員制)
- JR東日本「えきねっと」
- JR九州「ネット予約」
- 西日本「e5489」
メリット
- 24時間いつでも予約できる
- 座席指定画面でリアルタイム空席が見れる
- 座席変更が簡単
- 発売開始の10:00直後に申し込み可能で競争に強い
② 駅の指定席券売機
- 操作が簡単で初心者向け
- 座席表を見ながら選べる
- 直前購入に便利
③ みどりの窓口
- スタッフに相談できる
- 団体・複雑な乗車区間でも対応可
- 高齢者や機械が苦手な人に人気
新幹線の座席配置(A〜E席)の特徴

普通車の座席配置は以下が基本です。
A B C 通路 D E
窓 中 通 通 窓
A席(左側の窓)
- 静か・落ち着ける
- 荷物の管理もしやすい
B席(中央)
- 一番人気がない
- ただし揺れにくく酔いにくい
C席(通路側)
- トイレに行きやすい
- 出入りが多い人向け
D席(右側通路)
- 通路側で使いやすい
E席(右側の窓)
- 一番人気
- 東海道新幹線では富士山ビューポイント
座席指定するならどの席がおすすめ?目的別に解説
1)静かに過ごしたい
→ 後方車両 × 窓側(A・E席)
理由
- 後方車両は利用者が少なめ
- 窓側は通路の人の出入りが少なく静か
2)仕事やPC作業をする
→ 窓側(A・E席)
- コンセントが使いやすい
- 壁に寄りかかって集中しやすい
※東海道新幹線は全席コンセントあり
※その他は窓側優先でコンセント配置が多い
3)酔いやすい
→ 車両中央のB席またはC・D席の中央列
4)多くの荷物がある
→ 最後尾席(車両の一番後ろ)
- 後ろのスペースにスーツケースを置ける
5)トイレに近い方が良い
→ トイレ寄りの車両の通路側(C・D席)
6)景色を楽しみたい
→ 東海道新幹線ならE席(富士山)
→ 山側や海側など路線の特徴に合わせて選ぶ
これだけは知っておきたい!座席指定の注意点
トイレ近くの席は人の出入りが多く騒がしい
嫌なら避けたいのが「多目的室横の席」
- 会話やスタッフの出入りが多い
最前列(1列目)は足元広いがテーブルが狭い場合あり
最後尾は荷物置きやすいがトイレ近くで騒がしいことも
連休、繁忙期は窓側から埋まる
- 座席指定は早めに!
人気の席を確実に取る方法
① 発売開始(1ヶ月前の10:00)に予約する
一番確実で、人気席を押さえやすい。
② ネット予約サービスを使う
スマートEX・えきねっとならリアルタイム空席を見ながら予約可能。
③ 車両を前後にずらす
- 前方車両 → 混みやすい
- 後方車両 → 比較的空いている
④ 指定席が満席になっても諦めない
- 別の時間帯を選ぶ
- 東京駅・新大阪駅の始発にずらす
- 直前でキャンセルが出ることも
路線ごとの座席指定の特徴
■東海道新幹線(東京〜新大阪)
- 全席コンセントあり
- 午前中の上り・夕方の下りは混雑
- ビジネス利用が多く座席指定は早めが基本
■東北新幹線
- 窓側優先でコンセント
- 長距離利用が多く、静かに過ごせる席が人気
■北陸新幹線
- 景色重視なら窓側がおすすめ
- 観光客増加で休日は混む
■山陽・九州新幹線
- 指定席の埋まり方に偏りあり
- 観光シーズンは早い者勝ち
まとめ 新幹線の座席指定は「早め」と「目的」がポイント
新幹線の座席指定を成功させるコツは次の3つです。
1. 目的に合った席を選ぶ
- 静かに → 後方 × 窓側
- 仕事 → 窓側
- 荷物多い → 最後尾
- 酔いにくい → 車両中央
2. 予約は「1ヶ月前10:00」を狙う
人気席は数分で埋まることも。
3. ネット予約サービスを活用する
変更も簡単で、満席表示もリアルタイム。
座席指定を上手に活用すれば、長距離移動も快適に。
次の新幹線旅行・出張では、この記事の内容をぜひ役立ててください。