新幹線のトリセツをご利用いただきありがとうございます。
今回は、新幹線の往復割引で、東京~博多間の料金について詳しく解説します。東京から博多まで行くときは、距離が長いため飛行機を利用する方もいるでしょう。
しかし、飛行機が苦手な方や、新幹線の方が都合が良い方もいます。新幹線で東京~博多まで行く時は、往復割引が利用できます。
ただ、往復割引といっても自由席、普通車指定席、グリーン車など利用する座席のタイプで料金に違いが出ます。
さらに、「のぞみ」号で乗継無しで行く場合と、「ひかり」号、「こだま」号などで乗り継ぐ場合でも料金が変わります。
そこで、今回は新幹線の往復割引料金を、自由席、普通車指定席、グリーン車、さらに乗継のタイプ別で分けて載せました。
往復割引料金表
座席 | 往復割引料金 | 車両 |
---|---|---|
自由席 | 40,840円 | 全て |
普通車指定席 | 41,880円 | ひかり ひかり乗継さくら |
普通車指定席 | 42,500円 | ひかり乗継みずほ |
普通車指定席 | 43,120円 | のぞみ |
グリーン車 | 54,840円 | のぞみ乗継こだま |
グリーン車 | 56,140円 | ひかり乗継さくら |
グリーン車 | 56,760円 | ひかり乗継みずほ |
グリーン車 | 57,380円 | のぞみ |
東京~博多間では、例えば自由席では2,780円割引となります。
往復割引で安くなるのは、乗車券の1割引のみ。
特急券は割引になりません。
ですから、自由席、普通車指定席、グリーン車のどれに乗車しても、往復割引で安くなるのは2,780円のみです。新幹線のチケットは下記のように、乗車券と特急券が必要になります。
新幹線チケット=乗車券+特急券
また、往復割引には利用するための条件があります。
下記の特徴をご覧ください。
■往復割引の特徴
・乗車券のみ1割引
・片道あたりの営業キロが601km以上のみ適用
・有効期限(購入後10日~18日)がある
・払い戻し可能
東京~博多間は片道の営業キロ数は1174.9キロあるので、往復割引が適用されます。
また、往復割引の有効期限は区間で購入後10日~18日と決まっています。
東京~博多間の往復割引の有効期限は13日。他には、有効期限内で使用開始前でしたら、払い戻しが可能になります。
払い戻しの際には、払い戻しの手数料として220円を用意してください。
繁忙期の場合
年末年始、GW、お盆などの繁忙期も、東京~博多間の往復割引は利用できます。
繁忙期に利用する場合は、通常期よりも高くなります。
ちなみに、新幹線の指定席特急券の料金には、「通常期」「閑散期」「繁忙期」の3つの期間が
あり、料金が違います。
通常期の料金から、閑散期は200円引き、繁忙期は200円増しです。
繁忙期と閑散期の期間は毎年同じですが、曜日のずれがあり、毎年同じとは限りません。
詳しくはJRの繁忙期の料金表をご覧ください。