新幹線のトリセツをご利用いただきありがとうございます。
今回は、新幹線の往復割引を利用して、東京～岡山間を移動する場合の料金について詳しく解説します。
東京～岡山間では、往復割引が利用できます。
ただ、自由席、普通車指定席、グリーン車で料金が異なります。
また、「のぞみ」号で直通で乗車する場合と、「さくら」号、「ひかり」号、「こだま」号から乗り継ぐ場合でも料金が変わってくるのですね。
ですから、条件別に料金を調べる必要があります。
それでは、新幹線の東京～岡山間の往復割引料金を、自由席、普通車指定席、グリーン車、また車両別で分けて載せましたので、ひとつずつ解説していきます。
往復割引料金表
| 座席 | 往復割引料金 | 車両 |
|---|---|---|
| 自由席 | 30,500円 | 全て |
| 普通車指定席 | 31,260円 | のぞみ乗継さくら のぞみ乗継こだま |
| 普通車指定席 | 31,540円 | こだま・ひかり |
| 普通車指定席 | 32,580円 | のぞみ |
| グリーン車 | 41,100円 | こだま乗継ひかり |
| グリーン車 | 43,460円 | ひかり |
| グリーン車 | 44,500円 | のぞみ |
東京～岡山間では、2,100円割引となります。
往復割引で安くなるのは、乗車券の1割引のみ。
特急券は割引になりません。
新幹線のチケットは下記のように、乗車券と特急券が必要でしたね。
新幹線チケット＝乗車券＋特急券
また、往復割引には利用するにあたって決められた制度があります。こちらの特徴をご覧ください。
■往復割引の特徴
・乗車券のみ1割引
・片道あたりの営業キロが601km以上のみ適用
・有効期限（購入後10日～18日）がある
・払い戻し可能
東京～岡山間は片道の営業キロ数は732.9キロあるので、往復割引が適用されます。
また、往復割引の有効期限は区間で購入後10日～18日と決まっています。
東京～岡山間の往復割引の有効期限は10日。他には、有効期限内で使用開始前でしたら、払い戻しが可能になります。
払い戻しの際には、払い戻しの手数料として220円を用意してください
繁忙期の場合
年末年始、GW、お盆などの繁忙期も、東京～岡山間の往復割引は利用できます。
繁忙期に利用する場合は、通常期よりも高くなりますので注意が必要です。
ちなみに、新幹線の指定席特急券の料金には、「通常期」「閑散期」「繁忙期」の3つの期間があります。
通常期の料金から、閑散期は200円引き、繁忙期は200円増しです。
繁忙期と閑散期の期間は毎年同じですが、曜日のずれがあり、毎年同じとは限りません。
詳しくはJRの繁忙期の料金表をご覧ください。
