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新幹線の定期券とは?基本ルールと注意点を分かりやすく解説

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新幹線のトリセツをご利用いただきありがとうございます。

今回は、新幹線の定期券の基本ルールと注意点について詳しく紹介していきます。

 

まず定期券とは、期間を区切って発行される乗車券のことですね。

毎回切符を買う必要がなく、割引の適用対象にもなるため、繰り返して特定の区間を利用して通勤や通学する人にはおなじみですね。

 

ただ、新幹線にも定期券があるという事実は、意外と知らない方が多いのではないでしょうか。

 

今回はそんな方に向けて、分かりやすく解説していきます。もちろん、初めての方もご安心ください。

それでは始めに、新幹線の定期券の「基本ルール」から見ていきましょう。

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新幹線の定期券とは

内容通勤用定期券
名前①FREX
(JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本)

②新幹線エクセルパス
(JR九州のみ)
有効期間1・3・6カ月
設定区間原則200km以内
※東海道・山陽新幹線は300km以内
発売開始時期①有効期間の開始日の14日前(JR東海・JR東日本・JR西日本)

②有効期間の開始日の7日前(JR九州とJR北海道)
購入場所JRの駅窓口または券売機

 

JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本の新幹線の定期券は、通勤用の「FREX(フレックス)」通学用の「FREXパル」という2種類あります。

JR九州では、通勤用・通学用をひとくくりにして「新幹線エクセルパス」と呼んでいます。

 

ただし、実際の区分は他社より細かく、通学定期券は大学生用・高校生用・中学生用に分かれます。

 

新幹線の定期券には、1か月定期、3か月定期、6ヶ月定期の3種類あります。

有効期間は、下記をご覧ください。

 

1か月定期・・・1カ月後の同日の1日前
3カ月定期・・・3カ月後の同日の1日前
6カ月定期・・・6カ月後の同日の1日前

 

新幹線の定期券は大多数が磁気カードであり、ICカード定期券はJR東日本の「Suica FREX定期券」「Suica FREXパル定期券」のみ。

しかも、発行区間が「東京~那須塩原・上毛高原・上越妙高間」「郡山~古川間」「長岡~新潟間」に限られているので、ご注意ください。

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新幹線定期券の設定区間

新幹線定期券が発行されるのは、営業距離200km以内の区間が原則です。

 

しかし、2018年3月1日から、東海道・山陽新幹線では営業距離300キロ以内の新幹線停車駅相互間に拡大されました。

よって、例えば東京が起点の場合、営業距離293.6kmの豊橋が定期券発行の限度です。

 

新幹線の磁気定期券は、ICカード定期券に比べれば広範囲で発行されます。

ですが、それでも無制限というわけではないので注意してください。

定期券の購入方法

 

新幹線の定期券を新規購入する場合は、JRの駅窓口で買うのが基本です。

 

通勤定期券の場合は、券売機での購入も可能です。

ですが、入力事項を間違えないように注意する必要があります。

 

申しこみ用紙に利用区間・有効期間・生年月日・氏名や連絡先などを記入して提出してください。

支払いは現金、またはクレジットカードです。

 

新幹線の定期券は高額なので、クレジットカードでポイント還元率の良いものを選ぶとお得ですよ!

例えば、還元率1%の楽天カードなどは、10万円の定期券で1,000円分のポイントが付きます。

 

定期券を継続して買うなら、クレジットカード決済がおすすめです。

 

発売開始時期は、JR東海・JR東日本・JR西日本が14日前、JR九州とJR北海道が7日前からです。

ただし、同じ種類・区間の継続定期券をお求めの場合は、JR九州とJR北海道でも14日前から購入できます。

 

また、JR九州を除き、継続定期券であれば、原則として通学用でも券売機での購入が可能です。

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定期券の使い方

新幹線の定期券の使い方は、在来線と同じです。

磁気カードの場合は自動改札機に投入し、ICカードの場合はタッチしてください。

 

また、区間内・期限内であれば、途中下車や休日の利用も可能なのが定期券の利点です。

時間があるときに試してみれば、いつもの通勤・通学ルートで思わぬ発見があるかもしれません。

定期券を利用する時の注意点

 

定期券を利用する時の注意点は、2つあります。

 

1つ目は、定期券の設定区間を満たしているか確認すること。

設定区間のところでお伝えしたように、新幹線の定期券の設定は最大でも営業キロ300キロ以内とされています。

 

よって、例えば営業キロが336.0kmの東京―名古屋間では、定期券は発行されません。

実際に新幹線定期券が発売されているかどうかは、時刻表を購入して調べるか、JR駅窓口に問合わせてください。

 

2つ目に注意が必要なのは、JR東海とJR西日本の境界である新大阪以外では、会社をまたいで1枚で利用できる新幹線定期券は発売されていないことです。

 

具体的には、JR西日本とJR九州の境界の博多、JR東日本とJR西日本の境界の上越妙高、JR東日本とJR北海道の境界の新青森駅をまたぐ場合、定期券を買うなら別々に2枚購入しなければなりません。

そうなると、普通に切符を買うより高くついてしまうので、注意してください。

 

続いて、新幹線の定期券の学割についてお伝えしていきましょう。

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新幹線の定期券の学割とは

内容通学用定期券
名前①FREXパル
(JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本)

②新幹線エクセルパス
(JR九州のみ)
有効期間1・3・6カ月
設定区間原則200km以内
※東海道・山陽新幹線は300km以内
発売開始時期①有効期間の開始日の14日前(JR東海・JR東日本・JR西日本)

②有効期間の開始日の7日前(JR九州とJR北海道)
購入場所JRの駅窓口または券売機

 

JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本の新幹線には「FREXパル」という通学定期券があります。

JR九州では、「新幹線エクセルパス」と呼びます。

 

有効期間は、新幹線の通勤用の定期券と同じで1か月用、3か月用、6か月用定期の3種類があります。

 

通勤定期券に比べて、通学定期券の方が割安に設定されています。

また、JR九州の高校生用・中学生用の通学定期券は、大学生用よりもさらにお得です。

 

新幹線の学割定期券、すなわち通学定期券を新規購入する場合には、学生証または学校で発行される「通学証明書」もしくは、「通学定期券購入兼用証明書」を持参し、JR駅窓口に備えられている申しこみ用紙とともに提出する必要があります。

ただし、同じ種類・区間の定期券を継続して買う場合は、学生証、「通学証明書」、「通学定期券購入兼用証明書」も不要です。

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学割定期券の使い方

新幹線の通学定期券の使い方は、通勤定期券と同じです。

磁気カードの場合は自動改札機に投入し、ICカードの場合はタッチします。

 

途中下車や休日の利用が可能なのも同じであり、通学者特有の制限は存在しません。

ただし、あまり放課後に寄り道しすぎないようにしましょう。

学割定期券を利用する時の注意点

有効期間が翌年度(4月1日)にまたがる場合、有効終了日が4月30日以降の定期券は購入できません

その都度「通学証明書」ないし「通学定期券購入兼用証明書」、または学生証の提示が必要です。

 

これは、卒業した学生が新学期を迎えた後に、通学定期券を使い続けるのを防ぐための対策です。

なお、新規購入および年度またぎの場合は、証明書の提示が不可欠であるため、券売機での購入はできませんのでご注意ください。

 

最後に、新幹線の定期券についてのよくある質問と回答を紹介していきましょう。

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新幹線の定期券についてのQ&A

 

新幹線の定期券についてよくある質問はこちらです。

 

  1. 定期券は通常料金よりどのくらい安くなるの?
  2. 新幹線定期券で在来線に乗れる?
  3. 新幹線定期券で指定席に座れる?

 

それでは、順番に見ていきましょう。

定期券は通常料金よりどのくらい安くなるの?

定期券は、通常の新幹線の切符より、通勤用定期券で40%以上、学割用定期券で60%以上も安くなることがあります。

 

例えば、東京への新幹線通勤・通学の現実的な節目の一つになる静岡を例に挙げると、1ヵ月の定期代は通勤用の「FREX」が133,860円、通学用の「FREXパル」が91,950円です。

 

これに対して、東京―静岡間を新幹線の通常の自由席切符で移動すると、片道5,830円、往復11,660円となり、1ヵ月に20日利用すれば、負担額は233,200円となります。

よって、「FREX」は42.6%引き、「FREXパル」にいたっては60.5%引きにもなります。

 

土休日以外は毎日使うことを基本とするなら、新幹線の定期券はとってもお得なのでぜひ利用してください。

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新幹線定期券で在来線に乗れる?

 

新幹線の定期券を持っていれば、並行する在来線の普通列車や快速などの自由席に乗車できます

特急の場合は、自由席特急券を別に買う必要があります。

 

在来線に乗るためには条件があります。

それは、新幹線停車駅を2駅以上含む場合に限り在来線に乗車できるという点です。

 

新幹線の並行区間で在来線の特急に乗ることは少ないでしょうから、現実的にはあまり利用することはないかもしれませんね。

なお、在来線と新幹線を組み合わせた定期券を発行することも可能です。

新幹線定期券で指定席に座れる?

新幹線定期券では、基本的には自由席車しか利用できません

 

例外として、東北新幹線の仙台―新青森間と北海道新幹線の新青森―新函館北斗間では、全車指定席の「はやぶさ」「はやて」の普通車に乗ることができ、空席があれば加算料金なしで座れます。

また、東海道新幹線の上り「のぞみ」「ひかり」の普通車指定席は、朝7時台の終盤から8時台に限り、新横浜から東京まで自由席扱いになるので、これも新幹線定期券だけで乗車や着席が可能です。

 

以上の2つの例を除くケースにおいて、新幹線定期券で指定席車に乗ろうとすれば、指定席料金はもちろん、特急料金と運賃も別に払わなければならないのが原則です。

 

いかに割引率が高いとはいえ、新幹線定期券は特急料金と運賃を含んだ乗車券です。

それらを一から改めて払わせるのは二重取りであり、制度を変更すべき点だと思います。

 

もっとも、実際の現場では、自由席が満席の場合に、通常期520円の指定席料金を追加するだけで指定席車へ乗ることを認める場合もあるようです。

このあたりの対応は車掌に委ねられており、一定しません。

乗客のメリットを第一に考えたルールを明らかにする必要があるでしょう。

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まとめ

今回は新幹線の定期券について、基本的なルール、注意点、そして気になる疑問にお答えしてきました。

これまで見てきたように、月20回程度利用することを前提とすれば、新幹線の定期券は通常の切符より大幅に安くなります。

 

しかし、もともと新幹線の料金は高額であるため、定期券といえどもその総額は相当なもの。

 

ただ、急な転勤や単身赴任、進学に伴う下宿の負担、大都市圏の深刻な住宅事情や通勤ラッシュなどを考えれば、新幹線定期券を使った通勤・通学も重要な選択肢になってくるのではないでしょうか。

 

新幹線が非常に混雑するのは年末年始やお盆の帰省ラッシュ時、ゴールデンウィークなどの大型連休です。

大都市圏の通勤列車とは異なり、新幹線の場合は平日の朝夕ラッシュ時といえども、そこまで極端に混むことはないので安心してください。

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